宝塚記念の展望 [情報]

宝塚記念の枠順が発表されていますので掲載します。

◆第52回 宝塚記念【枠順】◆
枠番 馬番 馬名 騎手
1 1 ナムラクレセント 和田竜二
2 アーネストリー 佐藤哲三
2 3 ルーラーシップ 横山典弘
4 エイシンフラッシュ 安藤勝己
3 5 フォゲッタブル 川田将雅
6 アサクサキングス 浜中 俊
4 7 ハートビートソング 秋山真一郎
8 ブエナビスタ 岩田康誠
5 9 ローズキングダム C.ウィリアムズ
10 ドリームジャーニー 池添謙一
6 11 ダノンヨーヨー 北村友一
12 シンゲン 藤田伸二
7 13 トーセンジョーダン N.ピンナ
14 トゥザグローリー 福永祐一
8 15 トレイルブレイザー 小牧 太
16 ビートブラック 武 豊


注目はやはり4枠8番ブエナビスタでしょう。
ヴィクトリアマイルではアパパネに先んじられましたが、
状態はそこからさらに良化しており、昨年のリベンジを狙う態勢は
整っているようです。

そして金鯱賞でハイパフォーマンスを披露したルーラーシップは
2枠3番に入りました。この枠だけに、どういうレースをするかですが、
このあたりはむしろ横山典弘騎手が絶妙なプランを立ててきそうです。

天皇賞(春)で2着と、すっかりと調子を戻した昨年のダービー馬、
エイシンフラッシュは2枠4番に入りました。
器用なタイプですので、内外関係ないですが、瞬発力は侮れません。

その天皇賞(春)で1番人気を裏切ってしまったトゥザグローリーは
7枠14番です。夏負けがあるという情報が気になります。
しかも使い詰めているだけに、やはり当日の状態はポイントでしょう。

同じく天皇賞(春)で人気を裏切ったローズキングダムは5枠9番。
さらに一昨年のグランプリホースのドリームジャーニーは5枠10番となりました。

構図としては
「逆襲を誓う女王」VS「最強世代」ですが、
思わぬ伏兵も現れるかもしれません。

いずれにしても、グランプリに相応しいメンバーが揃ったといえます。

マーメイドステークスの展望 [情報]

マーメイドステークスの枠順を掲載します。

枠番 馬番 馬名 斤量 騎手
1 1 アスカトップレディ 53.0 浜中 俊
2 2 ポルカマズルカ 52.0 C.ウィリアムズ
3 3 ロイヤルネックレス 52.0 和田竜二
4 4 ブロードストリート 56.0 岩田康誠
5 アースシンボル 52.0 高倉 稜
5 6 イタリアンレッド 53.0 福永祐一
7 セラフィックロンプ 56.0 宮崎北斗
6 8 フミノイマージン 55.0 太宰啓介
9 ラフォルジュルネ 54.0 田辺裕信
7 10 ディアアレトゥーサ 55.0 吉田 豊
11 モーニングフェイス 51.0 川須栄彦
8 12 マイネプリンセス 51.0 酒井 学
13 プロヴィナージュ 56.0 佐藤哲三


ハンデ戦になってからは、1番人気が総崩れということもあり、
「荒れる牝馬重賞」とも言われています。

ただ人気馬のほとんどがG1経験のある馬、
ヴィクトリアマイルからの参戦馬ということもあり、
マーメイドSでは余力が残っていないという見方もあります。

ただ難解なのが、条件戦で苦戦している馬が
軽ハンデを活かしての上位争い。これはさすがに掴みづらいところです。
荒れる原因はやはりこちらにあります。

そんな中、注目は1枠1番のアスカトップレディ。
昇級戦を連勝してのオープン入り、斤量53kgというのが
何ともプラスになりそうです。

中山牝馬Sを軽ハンデで2着、そして福島牝馬Sを堂々と勝ち上がった
フミノイマージンは6枠8番。金鯱賞では6着でしたが、この馬も
出遅れがありながらのものですから、侮れないでしょう。

前走、久々も福島牝馬Sを5着と追い込んできた5枠6番イタリアンレッドも
ひと叩きされ、調子が上がっています。

今年は軽ハンデ馬が人気を上位の傾向だけに、
荒れるとすれば、実績馬の巻き返しとなりますが、

プロヴィナージュは大外枠8枠13番となりました。
またブエナビスタの同期であった4枠4番ブロードストリート。
この馬は走る気持ちが戻ってくればというところでしょう。

また当日の馬場状態も気になるところです。

グランプリボス、英国挑戦の結果 [情報]

イギリスの3歳マイルG1
セントジェームズパレスステークスに挑戦した
『グランプリボス』ですが、

結果は8着と残念な結果となってしまいました。
無事に走りきってくれたことは讃えたいです。

が、ちょっと気になったのは
朝日杯FSやマイルカップで見せた闘争心が
少し、影を潜んだ形となったことです。

スタートは絶好で、2番手につけましたが、
スッと横からフランケルが動いたことで
走るのを辞めた感があります。その後はキレを見せることなく、
後退してしまったのは残念。

ヨーロッパのレースだけに、大勢が決すると
騎手は追わないですが、デムーロ騎手も最後は流していました。

力の差があったのか、それとも馬場なのか。
まるで「ダート馬が初芝を走って、リズムを欠く」ような
内容は少し、残念です。

ともあれ、彼の評価を下げるには至りません。
まずは無事、日本に戻り、秋のマイル王決定戦で、
春のマイル王・リアルインパクトとの再戦を期待します。

尚、レースに勝利したのは圧倒的人気を背負った
フランケルでしたが、道中でかかってしまったのか、
最後は何とか粘り勝ちを収めたという印象です。
むしろグランプリボスよりも、フランケルの弱点が
露呈されたようなレースと言えます。

グランプリボス、英国マイルへの挑戦 [情報]

マイルカップで堂々の快勝劇を演じた
『グランプリボス』が、
本日6月14日にイギリスの3歳マイル戦である
セントジェームズパレスステークスに挑戦します。

9頭立ての6番ゲートとなったグランプリボス。
日本の3歳マイル王として恥じないレースをしてくれることを
期待しています。

相手ですが、やはり目下6連勝で
イギリス2000ギニーを快勝した「フランケル」が
強力なライバルとなります。
その2000ギニーでは圧倒的な実力を見せつけ、
イギリスダービーには向かわずに、万全な状態で
挑んできますから、相当手強いです。
しかも相手はホーム。

ただ、相手ばかりを気にしても仕方ありません。
グランプリボスには持ち味を存分に発揮してくれれば、
結果はついてくるはずです。
くしくも、マイルカップで破ったリアルインパクトが
安田記念を制し、春のマイル王に輝きました。

グランプリボスは英国で存在感をアピールすることで
自身こそが「最強マイラー」であると証明してくれるとともに、
無事に走りきってくれることを祈ります。

CBC賞の予想 [情報]

【舞台】
阪神芝1200mで開催されます。
このコースは阪神の内回りを使用しますが、
スタートから緩やかに下りになっており、スピードがのりやすい面が
ありますが、阪神お馴染みの最後の急坂がありますので、
あまりテンで飛ばすと、最後はかなり厳しくなるため、
パワー重視の決着になりやすく、先行・差しがともに決まりやすい
特徴があります。

【展開予想】
メンバーを見ると、逃げるのはヘッドライナーでしょう。
昨秋はややズブさを見せたところもありますが、ここ2走はスムーズ。
自分の形に持ち込むと、実にしぶとい面を見せます。
アーリーロブストも逃げ経験を持ちますが、何が何でもというタイプでは
ないので、番手からの追走となれば、やや緩いペースを刻むかもしれません。
早めの競馬が勝敗の鍵を握る可能性は高いです。

【注目馬】
②エイシンタイガー
久々にはなりますが、昨秋は使い詰めの感があり、
今回は馬体を立て直しの参戦。内枠となり、好位からの競馬をする
同馬にとってはラッキーと言えます。

⑤エーシンホワイティ
前走は勝ち馬のペースでしたが、よく好位から伸びていました。
展開一つの面があるものの、3歳時にはスプリント重賞も制しており、
ここでも期待は持てます。スタートが鍵です。

⑩アーバニティ
前走は出遅れの上、落鉄していたということで、度外視します。
やや掴みどころがない面もありますが、自分の型となれば、面白いです。
ポイントは脚の使いどころでしょう。

⑪ダッシャーゴーゴー
G1では何かとお騒がせな面がありますが、スプリント能力は高く、
追ってからの末脚は最後まで力強く、好感です。
今回はやはり斤量が一つの鍵を握るでしょう。

⑬ツルマルレオン
前走は出遅れが響き、追走だけで終わってしまいました。
どうしても脚質的に後ろからの競馬になりがちですが、この斤量差を
活かせれば、面白い存在と言えます。

【結論】
本命は⑤エーシンホワイティにします。
前走の走りが再現できれば、今度は逆転の可能性はあります。
ここは先に繋げるためにも結果がほしいところです。

対抗は⑬ツルマルレオン。
52kgはやはり楽ですし、差し馬の同馬にとってはありがたいところでしょう。
包まれる心配のないこの枠であれば、期待は出来ます。

以下は
⑪ダッシャーゴーゴー、②エイシンタイガー、⑩アーバニティ
と評価しました。

例年とは異なり、今年は阪神開催ですので、
少し違ったパターンのレースになるかもしれませんが、
秋を見越した馬、サマースプリントシリーズを視野に入れた馬などが
まずは力を示してほしいところです。

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