ジャパンカップ2011の予想

ジャパンカップは日本が海外勢を迎えての戦い、
世界へのアピールという側面もありますが、近年は香港との
兼ね合いもあり、なかなかメンバーが集まりづらいところもありました。

しかし今年は凱旋門賞トップツーが参戦。
すでに3着だったスノーフェアリーがエリザベス女王杯で圧巻の
パフォーマンスを魅せてくれたこともあり、実に凱旋門賞上位3頭が
日本での戦いに名乗りを上げてくれるのも珍しいでしょう。

もちろん、迎え撃つ日本馬も良いメンバーが揃っています。
何より、ホームでの戦いですから、アドバンテージがありますし、
やはり簡単に勝ちを譲ることは出来ないでしょう。

またここでの戦いを機に、日本馬が世界挑戦へと踏み出す馬が
登場して欲しいです。ジャパンカップにはそういうテーマもありますから、
是非とも、熱い戦いを期待します。

【今回の狙い馬】
②ブエナビスタ
秋天は行き場をなくし、盛り返したところがゴールということで、
力負けではありません。能力値は高いレベルをキープしていますし、
岩田騎手も今回は逆襲を誓っていることでしょう。

⑥トゥザグローリー
秋天は休養も奏功し、直線では見せ場もありました。久々だけに
止まりましたが、差しよりも流れに乗って、好位から脚を使うほうが
良いタイプでしょう。今回は位置取りが鍵と見ます。

⑫ウインバリアシオン
長くいい脚を使えるのが魅力で、パワーとスタミナがあります。
展開次第な部分はありますが、大型馬ながら追ってからの反応は
早く、力強さを発揮できます。仕掛けどころが鍵でしょう。

⑬デインドリーム
それほど大柄ではない馬ですが、重心の低い推進力ある走法は
力強さを感じ、好感です。3歳牝馬での長距離輸送ですから体調面が
気になりますが、能力は秘めています。

⑭シャレータ
軽快な走りの中にも粘り強さを持ち、なかなかの勝負根性を感じます。
自身のリズムでいければ、かなり渋太いタイプのようです。
こちらも3歳牝馬だけに輸送による体調面がポイントでしょう。

⑯トーセンジョーダン
秋天は見事でした。長く良い脚を使えるパワータイプですから、
今回は展開が鍵を握りそうです。ただ自在性もあるので、
いかに内へと潜れるかがポイントでしょう。

以上、今回はこの6頭から狙います。

外国馬はどうしても日本での馬場適性が常に取り沙汰されているため、
掴みづらい所があるのは否めません。
ただエリザベス女王杯、マイルCSなどを見ても、かなり本気度を感じさせる
陣営が多くなりました。
ただ、先述しているように、日本馬は「ホームでの戦い」です。
易々と負けるわけにもいきません。
「頑張れ、ニッポン！」という言葉もありますが、
最高のパフォーマンスを魅せてくれることを期待します。

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