エリザベス女王杯2011の予想

今年もやはり「3歳VS古馬牝馬頂上決戦」という
図式は変わりませんが、過去を見ても、これほどの
好メンバーが揃ったのは見事と言えます。

メイショウベルーガやレッドディザイアの引退は
惜しまれますが、彼女達に比肩できるほどの
実力派が揃ったと言えます。

こうなると期待するのはいかに素晴らしい勝負を
魅せてくれるかという点に尽きます。
今年はそういった部分にも注目します。

【今回の狙い馬】
①アヴェンチュラ
復帰から3連勝は見事ですが、秋華賞よりもさらに調子が上向き。
元々、ダイナミックでバネのある走法ですので、広いコースはベストでしょう。
スムーズに流れに乗れば、やはり期待度が増します。

②イタリアンレッド
夏場に覚醒し、現状は危なげない勝ちっぷりが好感です。
道中の位置取りが鍵を握りますが、内外でバラけやすい京都外回りなら、
この馬の勝負根性が発揮しやすいでしょう。

⑤ホエールキャプチャ
前走は内外の差もあってのもの、しかし安定度の高さは変わらず。
ここ2走は出遅れもなく、スムーズ。道中、いかに流れに乗って、
しまいの脚を発揮するかにかかっています。

⑦アニメイトバイオ
昨年はアクシデントもあってのものですから度外視します。
夏場以降、調子は上向きであり、長く良い脚を使える同馬にはやはり
この舞台はプラスでしょう。

⑩フミノイマージン
気がつけば、最後は迫ってきている末脚が魅力です。
今年に入り、心身ともに実が入り、本格化したと言えます。
出遅れがあるので、道中の押し上げが鍵を握っています。

⑱スノーフェアリー
今年はまだ未勝利ですが、安定度は相変わらず。
ローテがタイト、大外枠というあたりが気になりますが、自在性もあり、
末脚をどこで繰り出すかがポイントでしょう。

以上、今回はこの6頭から狙います。
昨年の覇者スノーフェアリーが今年も参戦。前述していますが、
凱旋門賞から中1週でのレース、そして遠征というタイトなスケジュールです。
かなりタフネスな印象もありますが、パドックでの状態を見てみたいところです。

迎え討つ形の日本勢ですが、アッサリと海外勢に持っていかれるようでは
やはり話になりません。あくまでも向こうはアウェイ。こちらはホームの立場です。
むしろ、強豪を倒し、世界に名乗りを上げるくらいの勢いがほしいところです。

来週のマイルチャンピオンシップ、再来週のジャパンカップでも
同じことが言えますが、やはり「日本馬強し！」を世界にアピールすることを
期待しています。

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