天皇賞（春）2015 予想！

かつては堅いレースと呼ばれた天皇賞（春）ですが、
ここ数年はその様相も変わってきています。

ただ、一時期は出走頭数が少なく、
実力馬がより力を発揮しやすかったというのも一因かと思われます。
頭数が増えたことで、展開の変化や紛れなどの要素が
加わり、波乱含みのレースになったのかもしれません。

さて、2015年の春天ですが、
堅い軸がいれば、まだ馬券は買いやすいのでしょうけど、
目下、1番人気の「キズナ」は距離適性を不安視する声があり、
2番人気の「ゴールドシップ」は高速馬場対応を不安視する声もありますね。

ただG1馬はこの2頭だけ。
その実績どおりに走るのか、それとも伏兵の台頭か、新星誕生か、
今年の春天はそこを楽しみにしていきたいところです。

今回の狙いはシンプルにいこうと思います。

≪今回の狙い馬≫
①ゴールドシップ
内枠ということで、やることは1つしかないと思います。
この馬が勝つパターンは「自分でレースを作る」ことです。
力の出しどころが噛み合えば、今年こその期待は出来ます。

：ポイント：
キズナやウインバリアシオンと同じ位置取りでは
差し比べで後手を踏まされる可能性も。

⑥ホッコーブレーヴ
昨年はうまく立ち回りつつ、決め手も光っていました。
前走の日経賞では衰えはないと見て、
この枠も利すれば、面白い1頭だと感じます。

：ポイント：
差しで決めたいだけに、仕掛けどころで
馬群からスムーズに抜け出せることが重要。

⑨クリールカイザー
番手からでも競馬が出来る器用さもあり、
ロスなく立ち回れば、粘り込みもあるかと見ています。
後続を意識せず、自身のペースを望みます。

：ポイント：
早い上がりが繰り出せるタイプではないので、
いかにアドバンテージを生み出せるかが鍵でしょう。

⑯ウインバリアシオン
3年前は3着、昨年は2着と惜しいレースでしたが、
最後まで伸びていくパワフルな走りは健在と見ます。
7歳になりましたが、衰えはないと見ます。

：ポイント：
大型馬だけに、末脚が爆発できるのは
直線を向いてからの印象で、道中の位置取りが鍵。

⑰アドマイヤデウス
復帰後は2戦して連勝と、順調一途です。
日経賞の勝ちっぷりは目を見張ります。
ここは期待をこめて、押さえていきます。

：ポイント：
日経新春杯はインを立ち回ったことが奏功。
長くいい脚を使えるかはここが試金石。

今回はこの5頭で勝負しようと思います。
もちろん、気がかりなポイントはありますし、
敢えて、消した馬も気になるところは残っています。

⑬キズナは距離もそうですが、レースぶりが
直線だけで決めるという部分が引っ掛かっています。
能力は間違いないですが、
後方から動いて、多頭数をそのまま飲み込めるかと
考えるとやはり届かないケースを想定してしまいます。

人気となっている⑮サウンズオブアースは
もう少し、様子を見たい馬と捉えています。
菊花賞はレコードタイムの2着で立派ですが、
実績としてはまだ2勝馬。
さらに古馬同士で経験を積んだほうが良いかと感じています。
ただ、宝塚記念で狙いたいとも考えています。

久々の予想となりました。
果たして、結果はどうなるか。
気楽な気持ちで、歯を食いしばって（全然、気楽じゃないだろ！）
応援したいと思います。

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