マイルチャンピオンシップ2011の予想

秋のマイル王決定戦として、すでに確固たるレースですが、
波乱の様相も時として見せるという特徴があります。

隠れた実力馬への過小評価、不振馬の激走など、
なかなか目に見えない部分が表れたりするのが
このレースの特徴でもあります。
もちろん、有力馬が額面どおりの実力を発揮し、
順当に収まることもありますから、なかなか難しいです。

現在、単勝オッズだけを見れば非常に人気が割れ気味です。
それだけに今回の同レースは「難解」と言えるのかもしれません。

【今回の狙い馬】
①フィフスペトル
上がり勝負よりも、時計が流れたほうが良いタイプです。
早い時計はありますが、パワー勝負に持ち込むのが理想。
今回はいかにタメを作れるかにかかっています。

④エイシンアポロン
復帰後の2戦とも、いいレースを展開。前走では外から
差しきるあたりに好感が持てます。走りは素軽い印象も、
パワーも秘めており、ここでも期待できます。

⑧リアルインパクト
大型馬でパワフルな走りが印象的です。ただこれまでの
レースを見る限り、大型馬特有のズブさも感じますので、
早めに動くのが理想かもしれません。

⑫ミッキードリーム
秋天はあの激流ペースでの結果ですので度外視します。
パワフルな走りと良い勝負根性を持っていますので、
一時期の勢いも信じ、改めて見直します。

⑬サプレザ
3年連続参戦、6歳になりましたが、衰えは感じません。
自在性があり、どこからでも競馬が可能なタイプですが、
位置取りがポイントとなりそうです。

⑭レインボーペガサス
前走は行きっぷりが良すぎた為、最後は止まりましたが、
京都は相性も良く、この馬のリズムでさえ走れれば、
一発の魅力があります。

以上、今回はこの6頭から狙います。
非常に難解です。天候により馬場状況もあいまって、
なかなか混迷を極めつつあります。

ただ安田記念同様に感じるのが
マイラーとして、確固たる地位を築けている馬が、
日本にはいないという部分です。

近年では中距離でも適性を見せたダイワメジャーが
いましたが、タイキシャトルやエアジハードのような
マイルでは胸を張って主役と言える馬がいたものです。

今年、このレースで彼らに匹敵する馬の登場を期待します。
日本のマイル底上げのためにも、この1戦は重要です。

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