天皇賞（秋）の予想

古馬中距離路線もいよいよ始まりました。
近年はほとんどが休み明けの状態で挑むケースが増えました。

この辺りは調教法の工夫などがあってのことでしょう。
また、ひと叩きして、秋天を目指すというよりも、
秋古馬中距離三冠を目指すということが起因しているかもしれません。
ジャパンカップ、有馬記念を見据えたというところでしょう。

ただ、こと秋天に関しては、ほとんどの馬がリフレッシュされた
状態ですので、いきなりでも能力全開というイメージもあります。

まして今年はG1馬7頭、全馬重賞勝ち馬という好メンバー。
見ごたえのあるレースを期待できます。

【今回の狙い馬】
④エイシンフラッシュ
やや勝ちきれない印象が拭えませんが、能力は高いです。
あのキレ味をどこで使うかによりますが、今回はインを追走できる分、
位置取りがポイントでしょう。

⑤ブエナビスタ
調教が物足りなさを感じますが、展開不問のレース巧者。
年齢的なものか、今年はスブさを感じますが、昨年のように
内から抜け出すことが出来れば、楽しみが増します。

⑧ペルーサ
春天以来ですが、調教量は藤澤調教師としても珍しく、
ビシビシ追い、同馬もそれに呼応するかのような逞しさを増してます。
久々だけに、スタートが鍵でしょう。

⑪ローズキングダム
キレ味もありますが、走りがキレイな馬ですので直線が
長いコースでこそ、より末脚を活かせます。前走で披露したような
後続を抑えて、押し切るレースも出来ます。期待は高いです。

⑫トーセンジョーダン
キレで勝負するよりも、早めに動きつつ、末脚を伸ばすタイプ。
それだけに仕掛けや位置取りがポイントになります。
能力はありますので、面白い1頭と言えます。

⑱アーネストリー
大外枠が何とも厳しいですが、その辺りは同馬の持つ力強さと
粘り腰で挽回してくれると見ています。番手に付けて、後続に
脚を使わせるのが理想でしょう。

以上、今回はこの6頭から狙います。

1番人気に支持されつつも、調教があまり動いていないブエナビスタ。
勢いが乗っている陣営もあることから、逆にこれで彼女が勝てば、
その能力の高さを再認識さえてくれるという結果にも繋がると言えます。

ただ、ライバルたちでも抜群の動きを披露してくれた馬もいますから、
ここでまず、1つ目のタイトルを手にしようと怪気炎を上げているようです。

ここ数年、秋天を勝って、勢いをつけた馬が多く見られます。
昨年はブエナビスタが制し、ジャパンカップや有馬記念は負けて強しの内容。
2009年は8歳にして衰え知らずのカンパニーがその後のマイルCSをも制しました。

今年もやはり「次も狙える！」と思わせてくれる馬が勝ち名乗りを上げて
ほしいところです。

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