エプソムカップの予想

【舞台】
東京芝1800mにて開催されます。
ポケットからのスタートとなりますが、ここで先行争いが激化すると、
ペースが早くなってしまいがちです。
東京コースは最後の直線で坂があり、持久力が試されるコースですので、
いかに脚を温存できるかにかかっています。

【展開予想】
生粋の逃げ馬がおらず、先行にてレースをしてきた馬が
自然とハナに立つ可能性は高いです。
そうなると流れが淡々としたものになり、最後は
スローの上がり勝負になる可能性は高いです。
府中の直線は長いですが、ロスがあればやはり厳しさを増しますので、
ポジションが鍵を握りそうです。

【狙い馬】
②スズジュピター
勝ち鞍がすべて左回りというあたりが妙味ですが、
今回は内枠を引き当て、好位からの競馬も可能ですので、
スムーズであれば、面白い１頭です。

③ダークシャドウ
大阪杯では後方からグンと伸びる末脚が魅力でした。
直線が長いほうが持ち味を発揮できそうですが、
展開からも、出遅れが注意したいところです。

⑥セイクリッドバレー
前走は実に見事な勝ちっぷりで重賞連勝を目指しますが、
やはり位置取りが鍵を握ります。末脚は確かですので、
後手を踏まないことが重要でしょう。

⑦エーブチェアマン
今回は重賞初ですが、着実に力をつけてきているあたり好感です。
スロー展開となった場合が気になるところですが、ソツのないレース運びで、
上位争いを期待します。

⑪ダンツホウテイ
前走は大外からスッと好位付け、最後は押し切る形を見せました。
少し、運のないレースもありましたが、重賞を勝つ力は秘めていますので、
ここで改めて期待します。

【結論】
本命は③ダークシャドウにします。
1000万下を勝ち、格上挑戦の大阪杯2着は見事と言えます。
今回はスローになった時の対応ですが、府中3勝の相性が
やはり頼もしいところです。

対抗は⑪ダンツホウテイ。
レースセンスはあるものの、なかなか勝ちきれない印象がありますが、
前走で見せたレースぶりからも、ここで好勝負をしてもおかしくはないでしょう。

以下、
⑥セイクリッドバレー、②スズジュピター、⑦エーブチェアマン
と評価しました。

G1の谷間ということもあり、メンバー的にはオープン級ではありますが、
ここを契機にサマーシリーズに弾みをつける馬もいることでしょう。
また秋のG1戦線に名乗りを上げる馬の登場を期待したいところです。

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