金鯱賞の振り返り

【注目馬の着順】
②ブラストダッシュ：14着
この結果には正直、がっかりです。
4角ではすでに手応えもなく、力なく後退したのは力不足なのか、
それとも疲れが出たのか、いささか謎ではあります。

⑤キャプテントゥーレ：2着
最後はルーラーシップの勢いに屈したものの、
やはり自身のリズムを刻めば、軽快に走ります。
馬場は問題なく、まだまだ楽しみがあります。

⑨アーネストリー：3着
久々のせいか、それとも馬場なのか4角を回ったあとに
加速する持ち味を出すことがありませんでした。
ひと叩きしてからなのかもしれません。

⑪サンライズベガ：9着
思った以上に位置取りが下がってしまったことで、
完全に流れに乗れていませんでした。
切れ味がない分、早めに前につく競馬が理想でしょう。

⑬ルーラーシップ：1着
もっとも悪いタイミングでのスタートでしたが、3分3厘からの
マクリ、そして4角では馬なりで上がっていくあたり、
さらにひと皮むけた印象です。

ルーラーシップはゲートで両脚を上げたところでスタート。
3馬身は出遅れてしましたが、ペースが落ち着いたことで、
マクリに成功。それでもあの馬場で差し切るあたりに、
力強さを感じます。
キングカメハメハ産駒の特徴なのか、胸前の筋肉は
本当に素晴らしく、また同馬も首の使い方が巧いだけに、
完成されてきていると言えます。

抜け出すと少し、気を抜く素振りがあるのは
ご愛嬌ですが、追えば応える反応の良さには脱帽です。

また今回は馬券としては外していましたが、
アンライバルドの復帰初戦は上々の滑り出しです。
一時は見せ場すら作ったあたり、さすがに皐月賞馬です。
このまま無事に調子を戻せば、再びG1舞台でも
楽しみになりそうです。

ルーラーシップですが、おそらく宝塚記念では
ブエナビスタの相手候補1番手になるでしょうが、
今回の走りを見る限り、1番人気もあるのではないかと
見受けられます。

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